No.588, July 1, 2022, 地域との交流、GIS活用 with GISシリーズ No.9 (後半)

今日の番組は、クリアに配信されました!

本日は、無事に配信できました!WRFUスタッフの皆さん、ありがとうございます。Part1は、Satomiさんから、Urbanaのファーマーズマーケットの様子とHomer Lake公園のカエルの声をお届けしました。Part2&Part3はGISシリーズNo.9、Wataruさんとのトーク後半です。

番組としての最終収録は6月30日、RyutaさんがSizuokaから、MugikoはKyotoから参加です。6月中に梅雨が明けてしまい、Kyotoも日中38℃という酷暑です。Champaignも最高気温が30℃を超える毎日です。

Part1, U-Cから季節のメッセージ、カエルの声が聞こえてくるよ….with Satomi

July Forthのイベントがフルに開催予定

来週、7月4日はアメリカ独立記念日、Champaignでも3年ぶりにコロナ以前と同様のイベントが実施される予定です。Champaign County Freedom Celebration, renewing the spirit of America Monday, July 4, 2022:Youth Run – 8:30 AM、5K Run/Walk – 9:05 AM、Parade – 11:05 AM、Evening Entertainment – 7:00 PM、Fireworks – Dusk (~9:15 PM)

Champaignから季節のメッセージ with Satomi

アーミッシュの濃い味トマトが人気@Market at the Square, Urbana

先週の土曜日(18日)、アーバナのファーマーズマーケットに行ってきました。去年より人出が多いような気がします。いくつか写真を撮ったので、添付しますね。その中の一枚、列ができているのは、トマトを買う列です。アーミッシュの人たちがアーバナまで来てトマトを販売するのですが、ここのトマトは水分たっぷりで新鮮で美味しいですよ。私は、最近、こちらのファーマーズマーケットで椎茸とかマッシュルームを買っています。それから、今回は桃も買いました。桃を見ると、本格的な夏が始まったな、という気がします。-Satomi

3種類のカエルの声

翌日の日曜、6月19日の夜は、カエルの生態調査に行ってきました。猛暑で降雨量が少ないためか、カエルの声はあまり聞けませんでした。前回(HS No.580)、麦子さんは「宇宙との交信」と仰っていたけど、そこまでうるさくありませんでした。Homer Lake公園にCollins pondという池があるのですが、そこで録音したカエルの声をお届けします。息子によると、今回は、3種類のカエルの声です。Cricket frog (コオロギガエル)、Green frog (アオガエル)Bull frog (ウシガエル)2:14, 2:30あたりで、げっぷのようなウシガエルの声が聞けると思います。リンクはこちら。 Satomi

カエルのリズミカルなジャズセッション、ウシガエルの渋いボーカル。Satomiさんによると、この日は、ホタルもたくさん飛んでいたそうです。幻想的な照明ですね。-Mugi

■ANIME PROJECT「ど根性ガエル

GISシリーズNo.9, with Wataru

Part2, Uni HaighでGISワークショップ、生徒たちからの反応は? 

Part3, デジタルアーカイブと地域でGIS活用 

GISシリーズNo.9では、イリノイ大学地理学部博士課程のWataruさんに、今年の2月にUni High(イリノイ大学附属高校)で開催したGISワークショップについてお話を伺っています(前半:No. 586)。後半のトークでは、こうしたワークショップを通した地域との交流、大学や地域の図書館での資料のデジタル化やオープンアーカイブの構築が進むなかで、異なる領域の情報や技術をどのようにつないでいくのか、といった話題へも展開しています。WataruさんとRyutaさんのお話、それぞれにコメントを書いていただきました。-Mugi

GIS 研究・教育を通じた地域コミュニティとの交流-Wataru

Agora Daysでの経験を通じて、Uni High の Mariさん、参加者の高校生や Kenyaさんの他にも、Urbana Free Library や Champaign County History Museum のスタッフの方々にも大変お世話になりました。地域の歴史に関する資料収集にご協力いただき、また有用なデジタルアーカイブも紹介いただきました。その際、所蔵する古写真の多くは、既にデジタルアーカイブで公開されている事に驚くと共に、そのアーカイブのおかげで、Web地図制作演習もスムーズにおこなえました。この交流がきっかけとなり、個人的には、5月におこなわれた Champaign County History Museum の50周年イベントにも参加。街歩きを通じてシャンペーン・アーバナの街がより好きになりました。-Wataru

デジタルコレクションの分野をこえた利用やアウトリーチな活用-Ryuta

近年、図書館、博物館、文書館などではオープンな利用を前提とした所蔵品のデジタル化公開が進んでいます。一方で、そのようにオープンにしたデジタル資料がどのように利用、活用できるかについては、まだデジタル化公開機関のほうでも発想が追いついていないところがあるように思います。

図書館、博物館、文書館の資料といっても、「歴史学と古典学」だけに限らない、幅広い、日常生活に密着した利用の方法があるはずです。(各学術分野で「業績」と認められるような研究に繋げるには工夫が必要かもしれないですが) さまざまな分野の研究者が研究やアウトリーチに活用することで、これらのデジタルコレクションの存在感も高まっていくのではないかと思いました。 – Ryuta

多様な発想とスキルをつなぐスペシャリスト-Mugi

Harukana ShowのGISシリーズは、暮らしや記憶の現場をつなぐ達人たちが、誰にでもわかる言葉で地理情報システム・科学の面白さを語ってくれるので、Mugikoは、毎回、ワクワクしています。分野横断的なGISの役割の一つは、デジタルアーカイブな時代の発想とスキルを可視化してグローバルにつなぐスペシャリストを育成することにもあるのかなと思います。

Wataruさんが、「せっかくChampaign – Urbanaにいるのだから、地域と関わり、そこでできることがしたい」、とおっしゃった言葉が印象的でした。Wataruさんの、これからの地域探索、出会いのレポートも楽しみにです。

戸惑える場所としてのライブラリー、人が集まれる場所-Mugi

アクセス可能な情報が無限に増大する一方で、強い言葉や集団の流れをそのまま受け入れそうになるときに、いろいろな発想について話したり、戸惑ってもいい場所として、多様性に開かれたライブラリーや人が気楽に集まれる場所が、今はとても、大事だなあと思います。どんな通信情報技術が発達しても、AIがさまざまな営みを合理化してくれたとしても、人は、どこまでも要領わるく、無駄をかさね、偶然をつなぐことができます。-Mugi

Champaign Countyは、COVID-19感染状況

注意を促す警告(High)が出ています!

Confirmed Champaign County COVID-19 Cases, 9.11 AM AM, July 1, 2022, CUPHD

カテゴリー: Harukana Show-Podcast パーマリンク

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