■「イリノイっぽい」お天気
関西は、春の花盛り。京都の狭い路地にも盆栽の藤の花、アスファルトの隙間からスミレの小さな花、川辺にヒナゲシ、、、St. LouisのRyutaさんからは、こんなきれいな写真が届きました。
「Washington University in St. Louisのキャンパスで数日前に撮ったものです。桜ではないですが、cherryの一種かなあ? こちらも今週になってやっと咲きはじめてきた感じです。Japan Houseの桜は、今週末ぐらいから、暖かければ咲きはじめるかもしれません。」by Ryuta
Mikeさんによると、U-Cは、今週は、月水木金は、20℃近くまで気温があがったのに、火曜日だけ、気温が急降下し、雪が降りました。Mikeさん曰く「イリノイっぽい」(気候が極端に変わる)お天気でした。
■Podcastは3部構成です
HS Podcast No.160-1, April18, 2014:「風の名」U-Cイベント情報など
HS Podcast No.160-2, April18, 2014 :Sayakaさんトーク後半「悪い子の椅子」etc
HS Podcast No.160-2, April18, 2014:MikeさんとRyutaさんのなるほどコメント
■「風はみえへん」
京都新聞(2014年4月12日朝刊)にこんなエッセーが掲載されていました。「風の名を集めて」。風の姿を、自分だけ見えない、と恐れる幼い娘さんの話(京都西陣の古書店のフリーペーパー「唐芋通信」No.2から)、心に残りました。目に見えない恐怖を見ないようにしているなあ。(「風の辞典」にいろいろな風の表現がのっています)。Mugi
■U-Cイベント情報
◎イリノイマラソン、定員数に満たないコースの受付、20日まで。詳細は、イリノイマラソンHPへ。
◎俳優のニック・オファーマンが自分のサイトにイリノイ大学のJapan Houseの東屋の写真をアップしています。昨年ニックが自ら建てた東屋です。春になって、ここに座って風に吹かれてみるのも、気持ちいいかもしれません。
Podcast No.137 Nov.8, 2013 新名所?ニックな日々と東屋と和菓子with Tamaki-san
■Syakaさんトーク後半
先週までのお話:8ヶ月ぶりに南仏Albiから日本に戻ってきたSayakaさん、5歳のなった息子のYutaくんが通う三重県の小さな町の幼稚園に、この春、フランス人の女の子が入園してきました!日仏の文化のあいだを移動する子供たちが、日本の幼稚園でどんなふうに戸惑い、馴染んでゆくのか。Podcast No.159
「悪い子の椅子 」と書かれた椅子
今日のSayakaさんのトークは、フランスの幼稚園の「悪い子」をめぐるお話から始まります。AlbiでYutaくんが通っている幼稚園のやんちゃな子にたいして、先生は、日本の幼稚園の先生よりも、強い口調で叱り、子供が大泣きすることも。罰として「悪い子の椅子」に座らされます。
アメリカのMikeさんの子供の頃は、悪いことをした子供だけ椅子を、みんなとは逆方向の後ろ向きにして座らされることがありました。そういえば、日本では、今はないかもしれないけれど、廊下に立たされる、という罰がありましたね。
「どうして親が謝るのか」と言われても、、、
また、Albiの幼稚園で子供どうしのトラブルに関して、日本人の親が謝まると、フランス人の親からは、「どうして子供でなくあなたが謝るのか」、と批判されたりします。たしかに、子供がした行為にたいして親がまず謝るのは理屈に合わない、かもしれません。が、日本人は、こうした理詰めの議論に慣れておらず、異なる文化、社会のあいだで戸惑います。
Mikeさんは、自分の子供の頃は、子供が過ちを犯したら、親も問題をシェアーして一緒に謝ることもあったが、最近は、「自分の子は悪くない」と一方的に主張する親も多くなった、と。日本にも、ペアレント・モンスターが問題になったりしていますね。
「ハーフ」「国際結婚」という日本語表現
また、日本語でいう「ハーフ」「国際結婚」という表現は、フランス語ではmixteという表現が用いられます。
Mikeさんによると、アメリカでは日本語の国際結婚という表現はせず、Interracial Marriageというかなあ、とコメントしていました。「外国人」かどうかよりも、異なる人種間のという点に意味をおいた表現です。そこに含まれる意味や言葉のニュアンス、用いられる言葉の背景もずいぶん違います。
■笹倉慎介「南風がふくと」■「SO-SO」■ ソウル・フラワー・ユニオン「月光ファンファーレ」■ SOUL FLOWER MONONOKE SUMMIT「くんじゃんジントーヨー」■ M5 Rihwa(リファ)「春風」