独立記念日のダウンタウンは空っぽ?
アメリカは、7月4日独立記念日、Urbana-Champaignは快晴です。Tomさんによると、シャンペーンのダウンタウンは「empty」(空っぽ)、多くのお店も閉まってひっそり。C-U全体のマラソン大会やパレード、夜には花火大会に大勢が人が集まっているのかな。Urbanaのスタジオは、Tomさんと、お仕事がお休みのRyutaさんが来てくれました。
後半のトークは、Tateishiさん、Tsujionoさん、Mugikoの3人が「せんだいメディアテーク」に集合、たくさんの刺激を受けてワクワクしながらのおしゃべりです。
Podcastは3部構成
HS Podcast No.171-1, July4, 2014:(仙台市内を歩いて印象的だったのは、白シャツ、黒っぽいズボンのサラリーマン姿の男性が多いこと。そこでRyutaさんに尋ねてみました)「アメリカの“サラリ—マン”も白シャツ?」&U-Cイベント情報
HS Podcast No.171-2, July4, 2014:「走りながら考える」with Tateishi, Tsujino & Mugiko from せんだいメディアテーク
HS Podcast No.171-3, July4, 2014:MLA連携、コメントby Ryuta
U-Cイベント情報〜夏の週末は、街で公園で音楽を!
◎ 7月11日(金)Harukana Showのラジオからの生放送はお休みです。Podcastのみとなります。
◎Mariposa Music Festival@Downtown Champaign:7月12日(土)6pm-midnight
◎OUTSIDE AT THE RESEARCH PARK: TERRANCE SIMIEN AND THE ZYDECO EXPERIENCE WITH OPENING ACT CANDY FOSTER AND SHADES OF BLUE:7月18日(金)6:30pm 〜
せんだいメディアテーク
宮城県仙台市にある「せんだいメディアテーク」(smt)については、館長である鷲田清一さんに1年前にHarukana Showに出演していただき、番組でも何度か話題にしました。Tateishiさん、Tsujinoさん、Mugikoが、2014年6月28日に関西から仙台へ集合し、smtでのスタッフの勉強会に参加、smtの建物を案内していただき、夜は鷲田館長をはじめスタッフの方々との懇親会、夢のような半日でした。
このままで終わるのはもったいない、と宴が終わったあと、私たち3人は、夜の9時にsmtに戻り、スタジオ等がある7階の片隅で、Harukana Showのトークを収録しました。憧れのsmtで、3人の大人たちは、子供のように何を語り合っているのか、そんなトークを聴いてアメリカからRyutaさんはどんなコメントをしているのか、お楽しみください。
試行錯誤しながら、「走りながら考える」by Tateishi
Tateishiは2008年以来の再訪となり、あらためて震災以後のせんだいメディアテークの存在について考える機会を得られた。そもそもは「個人の自己表現・発信をサポートする空間」についての興味関心により注目しつづけていた場所だったが、今はその機能に加えて、震災の記録や証言を市民レベルで収集・保存・管理していく役割を担っている。そしてメディアテークで提示されている「3がつ11にちをわすれないためにセンター」の詳しい説明案内を読むと、それらの記録の活用や保管方法はまだ何も確定した方法があるわけではなく、実は試行錯誤しながら進められていることが印象的であった。「走りながら考える」というのを、公的機関のプランニングのもとで行われていることが、その独特の組織形態も含めて興味深く感じた。
なによりメディアテークを運営するスタッフの方々が、それぞれに異なるバックボーンを持ちながら、ひとつの空間をさまざまな可能性に広げていく雰囲気の一端を味わえたことが貴重だった。by Tateishi
MLA連携 by Ryuta
Ryutaさんのコメントに、MLA(Museum, Library, Archive)連携という言葉ありました。それぞれが設立された歴史的経緯は違うけれど、機能として重なる部分もあるミュージアム、図書館、アーカイブが、どのように連携しうるのか。以前、OkabeさんがHarukana Showで紹介してくださった「まちとしょテラソ」(Podcast No.166)にも、MLA連携プログラムについて記載されていました。
smtingしている by Mugi
Mugikoは、今回、初めてのsmtを訪問しました。仙台に到着して、ホテルの受付で、まずは、市内の地図をもらいました。「ホテルの隣にある図書館とsmtは違いますか」と尋ねると、「圧倒的に違います」と即答が返ってきました。が、さて、次にどう説明してよいものやら、と、少し戸惑いの表情。
仙台市内を気がむくままに歩き、時々、道を尋ねました。「せんだいメディアテークはどこですか」。どの人も、場所についてはすぐ教えてくれました。その時の表情から、勝手に想像してみました。(目立つので場所は分かるけど、あそこのことだよね)(時々、出かけてゆくのでよく知ってるよ)
smtは、仙台で知られているけれど、面白そうなところだけれど、すっと入っていける人もいれば、なんやら立派なものがあるな〜と眺めている人もいる、図書館として以前からよく利用している人もいて、都会の真ん中の、不思議な空間のようです。
その後、smtのスタッフのShimizuさんに、建物を案内していただいたときのお話が印象的でした。要約すると、「スタッフ一人一人に、マイ・せんだいメディアテーク像がある」。
smtは、街や社会や世界やいろいろな人とつなりながらヘンゲしうる生き物のような気がしました。「圧倒的」に違う、でも、なんだかよく分からない、試行錯誤しながら、smting(エスエムティング)している、もっと見てみたいな、と思いました。mugi
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