5年めのHarukana Show
4月、今年も無事にHarukana Showは年を重ねて5年めに入りました。2011年4月1日、最初のHarukana Showでふくい舞の「いくたびの櫻」をかけました。震災の直後、こういう番組を始めていいのか、こんな時にどんな曲をかけてよいのか、迷いながら、戸惑いながら、手探りで始めました。
この4年間、番組のメインキャラクターは同じです。毎週金曜日の夜、仕事帰りにUrbanaのラジオ局に来て機材を担当してくれる Tomさん、日本からTsujinoさん、Tateishiさん、そしてアメリカからTamakiさん、Ryutaさんが加わり、しばしばスタジオに来てくれるAlexさん、そして私、Mugikoです。
移動しながらメディア・スペースでつながる
Urbanaのコミュニティラジオから米日、世界をつなぐ日本語番組、Harukana Showですが、Tamakiさんも、Ryutaさんも、Alexさんも、私も、アメリカ国内で、あるいは海外へと場所を移動しながら、そこから、こうやってメディア・スペースに関わることができるのは、とても不思議です。
ゲストやリスナーやビジターの皆さんも、同じかもしれません。それぞれが、人生のなかで移動しながらどこかでHarukana Showに出会い、またふっと思い出してサイトをみたり、そんなつながりが210週続いてきたこと、こころから、感謝します。ありがとう。
Podcastは3部構成
今日は、UrbanaのスタジオのTomさん、St. LouisからRyutaさん、Kyotoに戻ったMugikoの3カ所をつないでのおしゃべりです。後半のトークはMugikoのChampaigレポート、今時のレコードショップ紹介です。
HS Podcast No.210-1, April3, 2015:5年め。Alexさんの曲紹介「歌いにくい曲たち」、シャンペーンにもカラオケがある
HS Podcast No.210-2, April3, 2015:U-Cイベント情報、春になってイベントもたくさん
HS Podcast No.210-3, April3, 2015:Champaignのレトロモダンなレコードショップ
U-Cイベント情報
◎Spurlock Museum WorldFest@Spurlock Museum : 4月4日(土)12:30pm-4pm, Spurlock Museum (600 S. Gregory St., Urbana, IL)
◎Urbana Middle Market: 4月4日(土)8am-1pm @Lincoln Square Mall (次回は18日、その後は5月から屋外のマーケットがはじまります。)
◎Japan House Spring Open House: 4月11日(土)10am-4pm ($5 tea ceremony at 10am, Noon, 1pm and 3pm)
◎U-C Books to Prisoners Spring Book Sale: 4/11 (土) Noon-5pm (今回は1日だけの開催,ペーパーバック1冊50セント、ハードカバー1冊1ドル)
*これからの大きなイベントとしては、Ebertfestが4/15-19、Illinois Marathonが4/23-25にあります。
レトロモダンなレコードショップ“Exile on Main St”
先週のTomさんのトーク (Podcast No.209)を聞いて、日本へ戻る前に、シャンペーンの現在のレコードショップへ行ってみました。今日紹介するのは、ChampaignのChesnut St.にある、”Exile on Main St”。2014年秋に現在の場所に移転、古い駅舎の建物のなかにあります。ビンテージ古着のお店、dandelionと場所を共有しています。
「60年代のレコードショップは、レコードだけでなく、ポスターや服やZineもおいてあった」という話を聞いたときに、このレコードショップが頭に浮かびました。
今時のレコードショップは、どんな空間なんだろう?
Exileは、駅舎の切符売場をうまく使っています。売場内側の空間に、レコードがたくさん、Tシャツがかかっていて、POPの作り方もユニーク。
Tomさん曰く、「そうそう、こんな感じだった。でもね、当時のレコード店は、新しいレコードを売る場所。今のような多様な中古のレコードはなかった。」
つまり、CDの時代になってレコードショップが中古を扱うかたちで再生するなかで、あるお店はより60年代なスタイルを採用。でも、お店に関わっている人たちは、リアルタイムで当時を知っているとは限らない。そこが面白いなあ、と思います。
はたして、「Zineがあるだろうか?」
スタイルは似ていても、そこに至るモティベーションは同じではない。その違いから何が生まれるてくるのかなあ、どんな今が見えてくるだろうか。ところで、現代のレコードショップには、はたしてZineはあるのか。
ありました!レジの前に、市販の音楽雑誌とともに、数週類のZine(5~10ドル)が。どんなZineを扱っているのか、お店のお兄さんに尋ねると、「やっぱり音楽関係、あとポエムとか。作った人が置いてくださいと持ってくるから。」なるほど。ところで、
この巨大レコードは何?
金曜日の夜など、このステージで音楽ショーなど、イベントをしているそうです。そうかあ、いろいろな人が行き交う新しいたまり場なんだ。
ちなみに、このお店の名前は、The Rolling Stonesの1972年LP「Exile on Main Street」にちなんでいます。このステージもそのレコードをイメージして作ったそうです。(Record store relocates, adds 10-foot ‘conversation piece the News Gazette,Oct.3, 2014)
Zineは他にどこにあるか?
古本屋でも売っていると思います。チェーン店ではない、こうした個別のレコードショップなど趣味関連のお店には、地元のそうしたモノが置いてあるかもしれません。by Ryuta
Alexさんの今週のおすすめの曲
今週の曲たちのテーマは「ものすごく歌いにくい曲たち」です。僕はたまにカラオケに行っていろんな歌を歌いますが、この曲たちは絶対無理な曲たちです。でも歌自体はすごくいいです。一つ目はStealheartの「She’s Gone」、二つ目はソ・チャンヒの「Tears」です。「She’s Gone」はかなり有名な曲でサビの部分の音がすごく高く、女性の前でかっこうよくきめたくてカラオケでこの曲に挑戦する男性もいます。できたらいいですが、できないとすごく恥ずかしいです。「Tears」は韓国歌でこの曲も音が高いのが有名です。「She’s Gone」が男の曲だったら「Tears」は女性の曲です。by Alex
- ふくい舞「いくたびの櫻」■ソ・チャンヒ「Tears」■ Stealheart 「She’s Gone」
- THE ROLLING STONES「Sweet Virginia」 (from Exile On Main Street)
アメリカのKaraoke
アメリカでKaraokeという場合、バーなどで音楽をかけて歌わせてくれる、あるいは生演奏で歌うような場合と、日本にあるいわゆるカラオケボックスのようなお店もあります。シャンペーンにもカラオケボックスのお店が2つはあったと思います。一人カラオケする人がいるかどうかは、わかりませんが、日本より料金が高いので、みんなで行ったほうが割安ですね。by Ryuta