No.222, June26, 2015 En-Zineトーク(1)TateishiさんのZINEな生き方

Tamakiさん、お帰りなさい

ハワイ、ポンペイ、日本をへて、Tamakiさんが1年半ぶりにUrbana-Champaignに戻ってきました。うれしいです。お帰りなさい!イリノイの暮らしに戻って気づいたことは、空気が違う。雨が降っていても、部屋のなかがとっても乾いている、とお肌の注意報。Tamakiさん、そんなライブな地元情報、これからもよろしくお願いします。

この日は、5羽@Kobe, June23, 2015

この日は、5羽@Kobe, June23, 2015

U-Cは悪天候、場所によって家屋に浸水

というわけで、今日はUrbanaからTamakiさん、スタジオからTomさん、St. LouisからRyutaさん、そしてKyotoからMugikoです。U-Cは、今週は、悪天候のため家の地下に浸水したところもあったようです。WRFUがあるIMCの建物も一時停電になり、機材にトラブルが生じています。Harukana Showでは、番組途中で、KyotoのMugikoとの接続が不具合になりました。RyutaさんとTamakiさんがさりげなくおしゃべり、Tomさんがいつもように静かに番組を続けてくれました。そんなバタバタも含めてPodcastをお楽しみください。後半のトークは、先日のカルチュラル・タイフーンでの座談会からの収録です。

2日後、1羽だけ、留守番?@Kobe, June25,2015

2日後、1羽だけ、留守番?@Kobe, June25,2015

Podcastは4部構成です

HS Podcast No.222-1, June26, 2015:お帰りなさいTamaki-san、UCイベント情報

HS Podcast No.222-2, June26, 2015:En-Zineトーク(1)Ogasawaraさんエンジンかけ

HS Podcast No.222-3, June26, 2015:En-Zineトーク(2)Tateishiさんの熱いトーク

HS Podcast No.222-4, June26, 2015:今日のまとめトーク「ZINESEI」by Ryuta-san

くちなしの花@Kyoto, June24, 2015

くちなしの花@Kyoto, June24, 2015

UCイベント情報

Blues, Brews and BBQ Festival: 6/26(金) -Midnight, 6/27(土) Noon-Midnight, Downtown Champaign

When Marnie was there@Art Theatre (スタジオジブリ映画『思い出のマーニー』): 6/27(土) 11:30am- & 2:30pm-, 6/28(日) 2:30pm-, 6/29(月)6/30(火)7:30pm- *Art Theatre (126 W. Church St., Champaign)

Champaign County Freedom Celebration: 7/4 11:05am- Parade (Starts 1st & Florida in C., ends Lincoln & California in U.), 7:00pm- Evening entertainment, 9:15pm- Fireworks (U of I parking lot E14, West of State Farm Center)

来週のHarukana Showの生放送はお休み、Podcastのみの配信となります

En-Zine(Zineの輪):「反時代的対話醸成装置」

En-Zineにて@Cultural Typhoon, June14, 2015

En-Zineにて@Cultural Typhoon, June14, 2015

2015 年6月14日(日)Cultural Typhoon2日めに行われた座談会(会場:関西学院大学大阪梅田キャンパス)です。「SNS隆盛の時代に、あえて紙媒体によってコミュニケーションを作り出すZine。なぜ、いまZineなのか」というOgasawaraさん(神戸大学)からの問いかけに、Tateishiさん(『Football Activist』etc.)、Sabuさん(『未知の駅』)、Mugiko(『 Grassroots Media Zine』)が話題を提供します。それぞれ相当にマイペースな性格、制限時間をひょいと超過し(すみません、Mugi)、濃い内容のおしゃべりを軽快にリレーしてゆきます。Harukana Showではそれぞれのトークを20分に編集し、3回にわけてお届けします。

En-Zineに並んだZineたち@Cultural Typhoon, June14, 2015 by Tateishi

En-Zineに並んだZineたち@Cultural Typhoon, June14, 2015 by Tateishi

OgasawaraさんのEn-Zineスタートのかけ声を受けて、Tateishiさんがいつもにまして熱いトークを繰り広げます。

En-Zineトーク1Tateishi-sanの場合

「動詞としてのZINE」

「ZINEという言葉をどうするか」@En-Zine, June14, 2015, by Tateishi

「ZINEという言葉をどうするか」@En-Zine, June14, 2015, by Tateishi

Tateishiが考える日本でのZineという言葉

カルチュラル・タイフーンの場でZINEの話をさせていただくにあたり、まず「ZINE」という言葉の指し示す範囲を明確にしたうえで、自分自身がフリーペーパー『HOWE』やZINEを作ってきた経緯をプレゼンテーションさせていただきました。

1993年、別冊宝島『新・メディアのつくり方』に触発されて

今回は会場にも『新・メディアのつくり方』の本を持ってきました。1993年当時に読まれていた別冊宝島のシリーズのひとつで、この本で紹介されていた「フリーペーパー」というものに触発され、自分でもワープロ専用機で『HOWE』というフリーペーパーを作ってみた次第です。こうしてフリーペーパーを作っていったことから、それが海外では「ZINE」と呼ばれるものの一部であることを知り、それと並行して、「手作り」の思想としてのDIY、Doit Yourselfの考え方にも興味を抱くことになっていきます。

『新・メディアの作り方』別冊宝島、1995

『新・メディアのつくり方』別冊宝島EX、1993

動詞としてのZINE:その時々のネタやアイディアを紙の上で表現

改めて今回の機会に自分のやってきたことを振り返ると、ZINEというのは「どういうものか(What)=名詞」のように捉えるよりも、ZINEを動詞のように捉えて、「ZINEを作る自分自身がその時々に感じたこと考えたこと、拾ったネタや思いついたアイデアを、いかに紙の上での表現にのせていったか」ということを意識していたんだな、ということを改めて思った次第です。

「マンネリ生活打破委員会だはは」fromフリーペーパー『HOWE』Vol.1, 1995

「マンネリ生活打破委員会だはは」fromフリーペーパー『HOWE』Vol.1, 1993 Tateishi高校3年生

作者と読者との対話、そこから始まる表現の輪

そして今回のセッションのテーマである「反時代的対話醸成装置」という側面を考えたときに、「ZINEの読者が作者に感想や質問を伝えることから生まれる対話」に加えて、「ZINEを読んだ読者が、自分で新たなZINEなり何らかの表現を別に作り上げ、それをもとのZINEの作者に届けること」から生じる対話というのも存在するのでは、という考えを述べさせていただきました。by Tateishi

USAからEn-Zine参加、Ryuta&Tom@Osaka, June14, 2015, by Tsujino

USAからEn-Zine参加、Ryuta&Tom@Osaka, June14, 2015, by Tsujino

Ryutaさんからのコメント

「Mugikoさんがおっしゃるように、まさにTateishiさんの人(ZINE)生トークですね。」by Ryuta (Mugikoが無意識におじさん駄洒落を発していたようです。失礼しました)

■Aiko「赤い靴」■Cocteau Twins「Heaven Or Las Vegas」■ THE COLLECTORS「クルーソー」

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