雨上がりの宵山、駒形提灯、きれいやなあ
KyotoからホストのMugikoです。関西は今週も、雨がよく降りました。23日、木曜日の夕方からようやく晴れました。この日は、祇園祭の後祭の宵山です。新町通りを通ってみると、「南観音山」と「北観音山」のそれぞれの鉾から、お囃子が聞こえてきました。駒形提灯に灯がともって、きれい。仕事帰り、ひとりぼんやり、夏祭り。
Podcastは3部構成
今週のHarukana ShowはUrbanaのWRFUのスタジオからTom、St. LouisからRyutaさん、KyotoからMugikoをつないで、KyotoとIllinoisの夏祭話。後半のトークは、Sayakaさん、Kyokoさん、Mugikoの三人の女子会トーク前半、SayakaさんがPTA経験を、けっこう熱く語ります。Alibにはこんなのない!
HS Podcast No.226-1, July24, 2015:KyotoとIllinoisのお祭りトーク
HS Podcast No.226-2, July24, 2015:Syaka&Kyoko&Mugikoの女子会トーク(前半)PTA
HS Podcast No.226-3, July24, 2015:トークへのコメントby Ryuta-san
イリノイも夏のFiarシーズン
先週イベント情報でお伝えしたBagelfes@MattonへTamakiさんが行ってきました。「小さな町のパレードにしては2時間余り続いて結構見応えありました。予想通りメインスポンサーのベーグルファクトリーLender’sが個別包装のベーグル(プレーン)を沿道に向かって投げて、勝手知ったる皆様はちゃんと買物袋持参で待ち構えてました。キャンディー投げも延々と続くので子供の袋は段々重そうになっていきます。消防車が来ると子供達が集まってるところに放水とかまで。フードトラックにはベーグル製品は見当たらず、ごくごく普通のフェアフード(ホットドッグ、コーンドッグ、レモネード、ファネルケーキなどなど)ばかりでした」by Tamaki-san
◎Champaign County Fair: 7/24(金)-8/1(土) Champaign County Fairground (1302 N. Coler Ave., Urbana)
◎Illinois State Fairは州都Springfieldで、8/13-23に開催されます。
1年ぶりの女子会トーク
ちょうど1年前、Sayakaさん、Kyokoさん、Mugikoの3人で女子会トークをしました( Podcast No.173, July18, 2014 Yutaくんの華麗なる日本語習得「ヤバイじゃん」&保護者も忙し保育所with Sayaka&Kyoko)。今年は、Syakaさんの息子のYutaくんが小学校に、Kyokoさんの娘さんも3歳になって、より年長組の規模の大きな保育園に入園しました。Sayakaさんは、小学校のPTA(Parent- Teacher Association)の活動に、Kyokoさんも保護者たちからなる愛護会に参加、それぞれに充実した驚きの時間を過ごしています。そんなお話を、2回に分けてトークしていきます。
旗当番—PTA、地域の連携
「はたとうばん」とは、保護者や地域の人たちが、小学校の通学路に旗をもって立ち、自動車の運転に注意をうながし、子供たち声をかけながら車道の横断などに危険がないよう見守る地域ぐるみの活動です。Sayakaさんにも、PTAの活動のひとつとして「旗当番」の順番がまわってきました。参加して驚いたのは、この見守り活動が、地域のボランティア活動とPTAと小学校が連携しきちんと組織化され、効率よく活動がすすめられていることです。
地域ぐるみの取り組み
まず、近所に住むこどもたちが集団登校するグループを組みます(低学年も高学年の生徒と一緒に登校)。それぞれのグループの集合場所、通学路、そして見守りポイントが決められています。その日の旗当番は、「交通安全」と記された黄色い旗をもち、指定された場所に7時半頃から立ちます。子供たちの複数のグループも、時間を正確に守って各ポイントを通過してゆき、だいだい15分ほどでその日の見守り活動は終了します。
声をかけあう顔なじみの関係
地域の住民のなかには、この見守り活動に長年、参加されている方もおられます。地域住民のあいだで、大人も子供も挨拶し、声をかけあう。そこで生まれる顔なじみの関係は、通学だけでなく地域の暮らしのなかに反映されます。また、夏休みには、小学校のプールを地域の子供たちが利用することができます。その際には、小学校教員1人とプール当番にあたっている保護者が9人あまりが、プールサイドで子供たちの様子を見守ります。
フランスではありえない!
フランスでは、小学生は、親が通学の送迎を行う義務があり、子供だけで通学することはありません。また、Sayakaさんが住む南仏のAlbiにも、地域のつながりはありますが、Iseのように、保護者や住民がほぼ自動的にPTAや町内会に加入することはありません。クラブやアソシエーションへの加入、参加は、住民各自の選択です。(Tomさんの感想、「日本って、ボランティアなのにほとんど義務化している活動がたくさんあるんだね、社会的プレッシャーが強いのかな」。)
選択の余地がないからこそいろいろな人に出会える
PTAの加入や地域活動への参加は、時には、時代、社会の状況と合わないこともあります。Sayakaさんにとっては、保護者としての地域や学校行事への参加は、半ば義務化されているがゆえに、地域のさまざまな人々に出会うきっかけになり、地域コミュニティについて考えるよい機会になりました。(文byMugi)
「PTA」「町内会」「こども会」、日本独自の展開
Ryutaさんからのコメント:「PTAは日本では独自の発展を遂げて、「町内会」や「子ども会」のような組織の一種になっている気もしますね。アメリカの場合、親の学校への関わりは、どのような学校に行くかによるかもしれないですが、子どもが部活動や地域のスポーツクラブ、文化クラブ、ボーイ/ガールスカウトなどに参加していると親もボランティアで運営や資金集めに参加することになるので、けっこう大変そうではあります。(アメリカの場合、車で送り迎えもしないといけない場合が多いですし。)」 byRyuta-san
■Rikuo「雨あがり」 ■Whiteberry「通学路」■JUDY AND MARY「ラッキープール」