No.620, Feb. 10, 2023, Parkland College Japan Study Tour 2023 メンバー紹介 (1)

三寒四温

Kyotoでは梅の花の蕾が少しふくらんできましたが、この週末、関東甲信、東北南部では大雪です。Champaignは、寒さは少し緩んでいるようです。今週は、Part1では、久しぶりのAsiaLENSについてお伝えし、Part2とPart3では、Parkland CollegeのJapan Study Tour 2023の参加予定者に、日本への関心についてお話を伺いました。

Part1, AsiaLENS, Joseph Juhn “CHOSEN”

AsiaLENS, Feb 14, 2023, 7:00 – 9:00 pm  @spurlock Museum Knight Auditorium (600 S Gregory St, Urbana, IL 61801), “CHOSEN ” Film Screening & Discussion with filmmaker Speaker  Joseph Juhn

With only two Korean Americans elected to U.S. Congress since 1903, five Korean Americans run for U.S. Congress in 2020. CHOSEN offers a glimpse within the campaigns of these candidates with vastly diverse backgrounds and competing political views including David Kim, the only underdog with limited resources vying to be the first gay Korean American representative.

Parkland College Japan Study Tour 2023

Travisさんの半年ぶりの出演です(前回 No.595-2)。TravisさんはParkland Collegeで心理学を教え、Japanese Culture Clubの顧問もしています。また、Japan Study Tour2023を企画し、今年の5月には、Parkland Collegeの学生(Adrianさん, Brennenさん, Emさん, Jacksonさん, Raszloさん, Sharonさん, Shoshanaさん, Thomasさん)と教員(Ruijieさん、Travisさん)が来日する予定です。今週と来週に分けてみなさんの自己紹介をお届けします。

収録は、Champaignの1月20日(金)夜、日本時間の1月21日(日)朝です。パークランドカレッジの学生7人、教員2人、そしてRyutaさんとMugikoの11人による英語でのトークです。一度にこれだけの大勢の方の出演は初めてです。

Part2 では、Travisさんに全員を紹介してもらった後、BrennenさんとShoshanaさんの英語の自己紹介をお届けしました。RyutaさんとMuguikoがその内容を日本語でもまとめてお伝えしています。Part3は、RuijieさんとJacsonさんのトークです。一人ひとりの英語の自己紹介文を掲載させていただきます。

Travisさんのお話では、Parkland Collegeでは現在は日本語クラスは開講されていません。それでも、これだけ多くの方がJapan Study Tourに応募されています。専攻している分野も皆さんが、日本のどんなことに関心があるのでしょうか。一人ひとりに聞いてみました。Ryutaさんにトークの内容を含め、日本語に翻訳・要約していただきました。

Part2, Parkland College Japan Tour 2023  with Brennen & Shoshana

釘を使わない伝統建築を見てみたい-ブレネンさん

パークランドカレッジ2年生のブレネン・チェイニーです。コンピューターサイエンスを専攻しています。パークランドで準学士を取得して、イリノイ大学に編入し、学位を取得するのが現在の目標です。日本文化には、多くの人と同じように、子どものころ、アニメに触れたことで興味を持ちましたが、成長するに従って、アートやクラフトといった側面にも興味を抱くようになりました。今は、浮世絵、歌舞伎、日本の伝統建築、日本の生活文化一般に興味があります。(放送では、「日本の釘(金釘)を使わない伝統建築を見てみたい」と話してくれました。)

確立されたブランドと美学、顧客満足度の高いビジネス-ショシャナさん

パークランドカレッジ1年のショシャナです。ビジネスアドミニストレーションを専攻しています。数年前にヴィンテージ商品を扱うオンラインショップを開設し、全米に顧客を獲得するに至りました。中小企業を倫理的に、かつ失敗しないように経営する方法を学びたいと考え、ビジネスアドミニストレーション専攻を選びました。日本には確立されたブランドと美学があるので、日本に行くことでマーケティングとファッションに関する理解を深められるのではないかと期待しています。また、日本のビジネスは顧客満足度を高めることに注力することで有名なので、私自身のブランドを確立するインスピレーションを得られるのではないかとも思っています。日本文化は、あらゆる側面が芸術にまで高められていると思います。生活のあらゆる側面が、重要で、細かい注意を必要とするものだという哲学が感じられます。とても美しいメッセージだと思うので、私自身のビジネスにも当てはめていきたいと考えています。(引率するTravisさんは、下北沢の古着店訪問などを計画しているそうです。)

Part3, Parkland College Japan Tour 2023  with Ruijie & Jackson

「東アジア文化序論」担当、日常生活、文化を撮影したい-ルイジエさん

パークランドカレッジ人文学部教授のルイジエ・ツァオです。ボウリング・グリーン州立大学出身で、専攻は修辞学と英作文法です。パークランドでは2010年から、英作文の授業と「東アジア文化序論」の授業を担当しています。(出身地近くの)西安の大学で日本語を学びました。スピーキングはほとんど忘れてしまいましたが、米国に移住してきてから、日本文化について、より多くのことを学びました。日本の哲学、庭園、建築、ファッションに特に興味があります。2019年に日本を訪問したときは、日本の自然と豊かな歴史を堪能しました。(今回の日本滞在では、担当している授業で紹介するため、景色や建物や日本の日常生活など、日本文化のさまざまな側面に関する写真や動画を撮影してきたいと話してくれました。)

日本のメディア作品の世界に触れ、日本文化に広く関心-ジャクソンさん

パークランドカレッジ2年生のジャクソン・ペンスです。現在は教養課程ですが、政治学を専攻したいと考えています。パークランドを卒業してイリノイ大学に編入するのが当面の目標です。日本発のメディア作品は世界のあらゆるところにあるので、子どものころにそれに触れたことで日本文化に興味を抱くようになりました。今は、日本文化全般に広く興味を持っています。(パークランドカレッジのJapanese Culture Clubの副会長も務めているそうです。Mugikoさんのお勧めは京都国際マンガミュージアムだそうです。)

観光客によって着物姿も増えた?

Ryutaさん、トークを含め日本語にまとめていただき、ありがとうございます。2019年に同ツアーで来日されたルイジエさんは、日本では若い女性が伝統的な衣装を着て外を歩いていることが印象的だったと話されていました。Kyotoのような観光地では、ツーリストを対象にした「きもの」レンタルショップが増え、コロナ禍以前には、男性も含めた若い人々の着物姿がよく見かけるようになりました。規制が緩和され国内外からの観光客がまた増えてくると、着物姿もさらに多く見られるようになるかもしれません。

子供の頃から身近にある日本文化

ジャクソンさんがオンラインの画面の向こうでマンガを手にとって見せてくれました。H子供の頃から「身近に」あるJapanese Cultureが、Japan Study Tourをとおしてどんなふうに興味が広がっていくのか楽しみです。自己紹介は来週へ続きます。リスナーの皆さんも、おすすすめの訪問場所などありましたら、ぜひ、教えてください。-Mugi

■the Miles Davis Quintet,”If I Were a Bell“■Alexander Rybak, “Fairytale” ■ 李健 (Jian Li), “一念一生

2023年2月10日現在のChampaign CountyのCOVID-19陽性者数CUPHD

 

 

 

 

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