ようやく、かすかに秋の気配
それぞれの場所でどんな季節ですか。関西では、ようやく朝夕、涼しくなりました。今週の収録は日本時間の2025年9月24日(水)午後、OsakaからTsujinoさんをお迎えし、「地域メディアとAI」についてRyutaさん(Tokyo)とMugiko(Kyoto)の3人で、にぎやかにお喋りしました。TsujinoさんとMugikoは、かなり関西弁になっているかも。曲を含めた番組全体は、WRFU Show Achives2025-09-26-1800.mp3 (55MB)からお聞きください。

菓銘 秋草, Sept. 2025, Tsujino
Part1, Homecoming Week最終、TsujinoさんのUIUC時代の思い出
今週末は、26日(金)にUIUC Homecoming Paradeが行われました。また、翌27日(土)のFootballの試合(#23 Illinois Host#21 USC for Homecoming)はいかがでしたか。実は、Tsujinoさんも学部生時代に一年間、UIUCに留学していました。当時を振り返り、とても「めりはり」があったとTsujinoさんは話しています。土日は翌週の授業の準備、月〜金は集中して講義に参加、そして「フライデーナイト」は、思いっきり気分転換。UIUCは運動施設も充実しているので、Tsujinoさんは放課後にはプールで泳いだそうです。Ryutaさんも、UIUCの大学院生時代には、友人とよくテニスをしました。Part1では、そんな話で盛り上がっています。
Part2, HCMにおけるAI活用の経緯と目的 with Tsujino
昨年の秋にも、TsujionoさんとRyutaさんとの3人で「地域メディアとA I」について話題にしました(HS No. 706-2, No. 707-2.)。Tsujinoさんは長年、Media Rocco(神戸市東灘区)という地域メディアの活動に携わっています。昨年は、AIキャラクター鎌原さんが誕生しました。こうした対話型AIを地域メディアでどのように活用していくかについて、HSでも話題にしました。その後、Harukana ShowでもRyutaさんが、AITuber Haruka-chanを作成しました(No. 720)。日々急速に進化するAI、今回はどんな話が展開するのでしょうか。
-1024x391.png)
以下の文章は、Podcast音源をNotebookLMにアップロードし、会話記録の要約を指示してできたテキストを、Tsujinoさんに筆修正していただきました。NotebookLMは、ユーザーから提供された資料のみを情報源としてAIがその内容を分析します。-Mugi
Tsujino : 自身が設立当初から関わるNPO法人「ひがしなだコミュニティメディア」と、そこが運営するインターネット放送局「メディアろっこう」について紹介しました。このメディアでAI活用に注目したきっかけとして、当初は自動音声読み上げソフトに関心があり、「現場にいなくても情報を伝えられる技術」を地域メディアで活用したいと考えていたと述べました。
2022年にChatGPTが登場してからは、番組で定期的に生成AIを取り上げ、その活用法を試してきたと語ります。特に、動画配信は一般の人にはラジオよりハードルが高いと感じており、生成AIを使えば、地域の人々が持つチラシの画像やテキスト情報をもとに、専門スキルがなくても動画を制作できるのではないかという可能性を感じたと説明しました。実際に、集めた地域情報をAIに学習させてスライド付きの動画を作成させる実験を行い、その過程で起こる誤字などの間違いも含めて視聴者と共有しているそうです。
Ryuta:AIによる誤字について、文章の推敲を2回頼むといったテクニックで修正できる場合があると補足しました。
Mugi:Tsujinoさんの話を受け、AIを使えば動画制作は容易になるものの完璧ではないからこそ、メディアろっこうの番組のように、そのプロセスを視聴者と共有し、作り手も受け手も共にAI利用の難しさや可能性を学んでいく姿勢が重要だとまとめています。
Part3, 生成AIの具体的な活用事例 with Tsujino
Part3では、ひがしなだコミュニティメディアでのAI活用の具体的な実践例や、AI利用における倫理的な課題について議論が深まります。
Tsujino:メディア内にAIに詳しいスタッフがいることが活動の推進力になっていると語りました。これまでの実践例として、アバター(バーチャル鎌原さん)の制作や、メディアのテーマソングを生成AIに作らせたことなどを挙げました。また、地域活動の場で高齢者などを含む様々な世代から「生成AIについて知りたい」という声が自然に出るようになり、関心が高まっていると指摘。一方で、「AIに頼るのは良くないことでは?」といった倫理的な懸念や罪悪感を口にする人もいるため、そうした点も番組を通じて一緒に考えていきたいと述べました。
Ryuta:AIへの指示である「プロンプト」について、専門的なプログラミング言語ではなく日常的な言葉(自然言語)で指示できる点が新しいと解説しました。また、学術分野(デジタル人文学)では、AIがなぜその結論を出したのかという「論拠」を示すことが重視されていると紹介し、人間とAIが対話できることの重要性を強調しました。
Mugi:自身の経験から、AIに対しては典拠を求めたり、矛盾点を指摘したりと、積極的に疑問を投げかける「質問力」がかかせないのでは、と語りました。
◼️高木正勝 feat. アン・サリー「おかえり」◼️きくお feat. 初音ミク「テクノロジーに夢乗せて (Kikuo Miku 4 Mix)」◼️Lamp「秋の手紙」