U-Cは秋の雨、日本は2つの大型台風
日本は、今週の初めは、台風18号が上陸し暴風雨警報が発令され関西でも10月6日(月)は小学校が休校、大学も午前中は休講になっていました。台風のあとは秋晴れが続きましたが、今週末は、再び「大型で非常に強い」(この表現に耳が慣れてしまっていますが、ご注意ください)台風19号が九州に近づきつつあります。土日月と体育の日の連休、いろいろな行事と重なり、子供と遊びに出かける約束をしている人も多いのではないかなあ。U-Cは、この1週間、雨が多く、気温も下がって、すっかり、秋の様子。
WRFUスタジオは男子3人組で温か
今週は、中間試験がようやく終わったAlexさん、そして図書館情報学の学会があってシャンペーンに戻ってきているRyutaさんも、スタジオに駆けつけてくれました。ありがとうございます。Tomさん、Alexさん、Ryutaさんは、それぞれもの静かなタイプですが、3人集まるとおしゃべりが盛り上がる、というわけではありません。でも、なんとなくスタジオが温かくなります(そんな雰囲気が声と画面から伝わってきます)。
Podcastは3部構成
HS Podcast No.185-1, Oct.10, 2014お天気、月食(を忘れていた)話
HS Podcast No.185-2, Oct.10, 2014U-Cイベント情報、Alexさんの今週のおすすめ曲
HS Podcast No.185-3, Oct.10, 2014米国に短期滞在日本人の地域図書館利用by Ryutaさん
真っ黒な雲にかげって月が消えそう、、、
10月8日の夜、日本では皆既月食を見ることができました。Mugikoは、この日、遅くまで職場にいて、パソコンで仕事をしながら、窓から見える神戸の夜景に時々目にやり、「真っ黒な雲にかげって月が消えそう」と思いました。後から、今日は月食だったのかあ、と気づきました。神戸から京都にたどりつき、四条大橋を渡るときには、10時をすぎていましたが、まだ沢山の人が、鴨川の河川敷に座って、月を眺めていました。仕事しながらでも、窓からゆっくりと月を眺めるくらいの余裕がないとあかんな〜、とは思うのですが、、、。Ryutaさんが、そんなMugikoのために(?)、この春St. Louisで撮った月食の美しい写真を送ってくれました。
U-C イベント情報
◎CU Oktoberfest :10月11日(土)3pm-Midnight, Downtown Champaign ($5 entry) 収益はDevelopment Services Centerの活動資金になります。
◎University of Illinois Student Origami Making@Japan House:10月11日(土)2pm~
◎Japanese Language Conversation@Japan House:10月14日(火)4pm~5pm
◎AsiaLENS, AEMS Documentary and Independent Film Series(詳しくは9月のJasonさんのトークへ)@the Spurlock Museum:10月14日(火)7pm-Somewhere Between (Linda Goldstein Knowlton, 2012)。
◎Shocktober Filmfest@Art Theatre:10月の最終週まで、毎週作品が変わるホラー映画の連続上映です。作品とスケジュールの詳細はウェブサイトに。
アメリカに来たら地域の図書館へもwith Ryuta-san
スポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋、そして読書の秋、と日本では言ったりしますが、Tomさんに英語でも「読書の秋」っていう?と尋ねると、いつものようにそっけなく、「さあ〜、別に言わないよ」という返事。「秋は、暑すぎず寒すぎず気持ちがよい季節だし、夜も長くなるし、本をじっくり読んでみようかなあ、という気になったり、、、しないかあ」。
Harukana Showは、日本語番組なので、一応、「読書の秋」、ということで、Ryutaさんに、シャンペーンで開催された図書館情報学の研究会のポスターセッションの話を少し伺いました。これは、Ryutaさん、Yukinori Okabeさん、Fukuji Imaiさんの共同研究です。アメリカに短期(数年)滞在する日本人がどのように情報を得ているのか、地域の図書館を利用しているのか、という調査にもとづいています。
Ryutaさんは、ワシントン大学St. Louis校の図書館の司書をしていますが、大学の図書館は、日本語や日本に関して専門書はあっても、日常の暮らしのなかで気楽に読むことができる書物を多くそろえることはできません。アメリカでも大都市には、日本語の本や雑誌を販売する書店があったりしますが、地方都市では、大学があるような街でも、そんな本屋はもちろん、ありません。
調査の結果は、一般的な情報は、インターネットで検索して容易に得ることができますが、e-Bookはそれほどポピュラーになっていない。調査に協力をいただいた短期アメリカ滞在日本人の場合は、公共図書館を定期的に利用するケースが多くみられます。公共図書館は、地域によっては特色が違います。なかにはスペイン語の本が多くある図書館もありますが、いずれにせよ、日本語の本も、日本語からの翻訳書も少ない。しかし、映画やアニメのDVDは日本作品が多くおかれていたりします。そのような状態ですが、月に1回立ち寄る場合もあれば、週に何度か足を運ぶ人もいるそうです。
Champaign Public Libraryを見ていると、図書館は、本とともに人が気持ちよく過ごす公共の場所という印象を受けます。アメリカに滞在している日本人が家族とともに図書館を利用するのは、子供たちの絵本があったり、DVDを借りるだけでなく、その場所が好きな人もいるだろうなあ。日本にいると、子供たちも、放課後は塾や習い事などでけっこう忙しい。海外にいる間、家族と過ごす時間の使い方が、日本とは大きくかわり、そうした日常の空間のなかに、公共図書館という場所も含まれるのかもしれません。by Mugi
Alexさんの今週のおすすめ曲
今週僕が紹介したい曲はまたまたK-popです。IU(アイユ)の「君の意味」です。IUは韓国でかなり人気ある女性ソロアーティストで日本でも日本語バージョンシングルを出したことがあります(IU「Good Day」)。でも僕が紹介したい曲はそれじゃなくで「君の意味」です。「Good Day」の正反対な雰囲気で彼女の歌声が落ち着いていていいです。この曲でフィーチャリングしている男性歌手は「キム・チャンワン」。彼は80年代にバンドをやっていた歌手ですが、現在は俳優をしています。by Alex