U-Cはすっかり夏の暑さ、Kyotoはしばし空梅雨
Urbana在住のTamakiさんから、「毎日30℃超えの暑い熱いU-Cです。梅雨がないのは馴れましたが一気に真夏温度は未だに馴れず体温調整で何か無駄に動いてでも汗をかくようにしています」というメールをいただきました。U-CやSt. Louisも、長い冬から短い春をへて一気に夏に突入、そんな突然の季節の変化には、なかなか体がついてゆかない、とRyutaさんも話していました。Mugikoが住んでいるKyotoは、6月上旬の「梅雨入り」以降、さっぱり雨が降らず、しばし空梅雨状態です。
「サボテンの花」by Michiyo-san
NagoyaのMichiyoさんから、「マンションのベランダのサボテンの花が咲きました」、とこんな写真を送っていただきました。ありがとうございます。そこで、冬の歌ですが、チューリップの「サボテンの花」(1975年リリース)という曲をまずお届けしました。
Podcastは3部構成
今日の出演はSt. LouisからTomさん、KyotoからMugiko、そして韓国のAlexからおすすめの曲、UrbanaのTamakiさん、MarylandのYoshiさんから、そして生放送中にもリスナーからメールでお便り、情報をいただきました。ありがとうございます。
HS Podcast No.326-1, June16, 2017:季節、U-Cイベント情報(ヤギと宇宙)、Alexさんのおすすめの曲
HS Podcast No.326-2, June16, 2017:女子会トーク(1)ラン活with Koyoko & Sayaka
HS Podcast No.326-3, June16, 2017:コメントby Ryuta
U-Cイベント情報:「ヤギ」と「宇宙」
◎Central Illinois Dairy Day: 6/17 (土) 2pm-5pm @ Prairie Fruits Farm and Creamery (4410 N Lincoln Ave, Champaign) チーズや乳製品について学んだり、会場のPrairie Fruits Farm and Creameryの見学をしたりすることができます。入場無料。by Ryuta
◎Yoga with Goat@Delight Flower Farm:6/22(木)18:30~19:30、やぎさん達とヨガ➔山羊牧場で山羊と戯れながら大自然の中でヨガしませんか、というイベントです。ここは触れ合い動物牧場の山羊バージョンで、山羊ミルク・チーズ・アイスクリーム等なども自家製で売ってたり、土曜恒例のUrbana Farmers Marketにも出店していて人気です。by Tamaki
◎Champaign Public LibraryでNASA EXHIBITSが公開中 by Tamaki
この展示に関連して思い出したのですが、今年の8/21はアメリカで皆既日食があります。C-Uは残念ながら皆既にならないのですが、セントルイスのやや西や南 (セントルイスそのものでも皆既にはなりません)、イリノイ州だとCarbondaleで観察できるようです。by Ryuta
「ラン活」事情 with Kyoko & Sayaka
今日のトークは、KyokoさんとSayakaさんとの女子会トーク、2014年から始まって、今年で4回めです。過去のトークはこちら→No.173(2014), No.226& No.227(2015), No.278&No.280(2016) 。KyokoさんもSayakaさんも国際結婚。Sayakaさんと息子のYutaくん(小学校3年生)は、1年の8ヶ月を南仏で、4ヶ月を日本のIseで過ごしています。Kyokoさんは奈良在住、娘のNaomiさんは、保育園の年長組です。Kyokoさんは、娘さんの来年4月の小学校入学の準備のために、あることに悩まされていました。
就活、婚活、妊活、保活、そして「ラン活」?
娘のNaomiさんが小学校へ入学するのは、来年の4月、まだ10ヶ月ほど先です。しかし、「ラン活」はすでに始まっています。「ラン活」とは、「小学校入学を控えた子どもランドセル選び、購入するための活動を指す造語」(「ラン活」知恵蔵Miniの解説,2017-6-6)です。2人からお話を伺うまで、ランドセルを選ぶのに、何をそんなに活動するのか、とMugikoは不思議でした。
ランドセルの多様化
しかし、ラン活を終えたばかりのKyokoさんのリアルなお話を聞き、パンフレットを見せてもらって、びっくり。ランドセルの外見は、昔と同じ箱形の背負い鞄ですが、ベーシックな赤と黒以外にも、多数の色の種類があり、細部のデザイン、素材、考え尽くされた細かな機能、さまざまな選択肢があります。
高額な「マイランドセル」、祖父母からの出資
インターネットで検索し、カタログをとりよせ、ランドセルの体験会や展示会、売場を見にゆくたびに、チェックポイントも増え(デザイン、6年使える丈夫なもの、背負って体にフィット、重すぎず、通気性、抗菌、細かなフック、安全性、など)、いっそう悩みます。お値段も、多くは5万から6、7万円、さらに高額なものもあります。子供の祖父母たちの出資する場合が多く、保護者の思い入れと子供の好み、体格、個性にあった「マイ・ランドセル」を入手するのは、容易ではありません。
大量生産が難しい複雑な工程、有名店には注文殺到
ランドセルの制作の工程は複雑で、有名な鞄屋での手作りには、数に限りがあります。人気のお店のランドセルは、あっという間にその年の注文が終了します。というわけで、ランドセル商戦は、時期がどんどん早まります。Kyokoさんの場合は、お母さんが「これいいんじゃない?」と大手の会社のランドセルをネットで見つけ、Naomiさんも、「かわいい!」と気に入ったので、ブラウン系のピンクの縁取りのランドセルに決定、インターネットで注文をして、ラン活を早くも終了しました。
「女の子のランドセルは、デコってる」by Yuta
Yutaくんが2年前に日本の小学校に入学したときには、Sayakaさんの両親が孫のために、落ち着いた紺色のシンプルなデザインのランドセルを買ってくれました( No.219)。Yutaくん曰く、「ママ、女の子のランドセルはデコってる」と。刺繍やビーズで、デコレーションがほどこされているそうです。
ランドセル格差
ランドセルは、一定の時期がすぎたら大バーゲンセールが行われるわけではありません。これだけの高額の鞄が確実に売れるのは、夫婦の子供の数が少なく、一人の子供にかけるお金も多くなり、また、親というよりも祖父母が孫へのプレゼントとしてランドセルに出資してくれるという背景もあるようです。その一方で、家計への負担、ランドセル格差が生じていることも社会問題となっています。そこでタイガーマスク運動などがおこっています。
バカンス明けの憂鬱、フランスの新学期準備
フランスでは、小学校の子供たちは小学校へ入学するからといって、ランドセルのような高価な鞄を用意することはありません(フランスの小学生の鞄、No.239)。フランスの小学校の新学期は9月です。夏のバカンスが終わり、日常の暮らしに戻ってすぐ、親たちは子供たちの新学期に必要なものリストを見て買いそろえなくてはなりません。スーパーマーケットには長蛇の列ができます。(文 by Mugi)
アメリカの場合も、Back to School Saleで
Ryutaさんは、「ラン活」という言葉は知らなかったけれど、日本で来年小学校にあがる姪っ子は、すでにランドセルを購入したそうです。Ryutaさんのお話では、アメリカでは、就学前の準備は、フランスと同じような状況です。小学校で使う鞄は、毎年買い替えるような安価なものが多いようです。また夏休みが終わり次の年度が始まる頃に、「Back to School Sale」が始り、親たちは、大急ぎで必要な買物をします。このためにスーパーのレジが混み合います。
「ラン活」の一方で、安価で軽い「ランリック」も
日本では、まさに今、ラン活真っ最中。テレビや新聞のニュースでもさまざまな報道がされています。「工房系ランドセルに人気集中 過熱する「ラン活」、今年はどうなる?」YAHOO!ニュース、2017年6月9日12:14配信、「早くもランドセル商戦 親子連れでにぎわう」(NHK NEWS WEB)6月11日12時19分
その一方で、京都府南部の一部の地域では、高額なランドセルの替わりに、安価で軽いナイロン製のランリック(ランリュック)を使用している学校もあります。「京都発祥の通学カバン『ランリック』って? 亡き頑固社長の開発秘話」with news, 2016年01月02
今週のAlexさんのおすすめの曲
今週は久しぶりにポップソングを選びました。アーティストはDaniel Booneで曲名「Beautiful Sunday」です。この曲には面白いストーリがあります。この曲は、最初は1972年にイギリスでリリースされました。その4年後、日本で、情報番組「おはよう720」で採用され、オリコンチャート15週連続1位となりました。そして外国人アーティストが日本でリリースしたシングル中で一番売り上げが高い曲となりました(192.4万枚)その後、日本歌手の田中星児がこの曲の日本語版を歌い、すごく人気がでて、その年紅白でこの曲を歌いました。by Alex
■チューリップ「サボテンの花」■田中星児「ビューティフル・サンデー 」■Daniel Boone「Beautiful Sunday」■hitomi「夢運んだランドセル」