毎日がばたばたと木枯らし、手つかずの仕事がたくさんあるのに、街はもう年末モード。Urbana-Champaignも日本も、そんな季節でしょうか。きょうは、柔らかい曲を中心に選びました。■Simone White Beep Beep Song ■ Jake Shimabukuro“Touch (alternate take)” “Graduation”■ Andymori「光」
前半は、先月開催された市民メディア全国交流集会レポート(Tsujino):HS Podcast No.85-1, November9, 2012
後半は、Ryutaさんと、UCイベント情報とWRFUのTowerレポート:HS Podcast No.85-2, November 9, 2012
市民メディア全国交流集会くびき野メディフェス2012、が10月27日(土)、28日(日)
新潟県上越市で開催されました。神戸からTsujinoさんが参加し、その様子をレポート。第10回市民メディア交流集会公式サイト そもそも、市民メディアとは?Tsujinoさんからいただいた資料に、こんな説明がありました。
「市民メディアとは?」
既存の大手テレビ局、新聞社、ラジオ局などから発信されるマスメディアには、受信者が情報の一方的な受け手となる性質があります。これに対し、一般市民が自発的に取材や執筆、編集などを手掛けることで、情報の送り手と受け手、双方の役割をもつのが市民メディアです。また、従来の商業メディアの枠組みにとらわれず、より地域に密着した情報を提供できるのものその特徴です。地域のケーブルテレビに映像を提供する市民ディレクターや、コミュニティーラジオ局、市民参加型新聞、ツイッターやフェイスブックによるインターネット情報発信も、この市民メディアの1つの形態と言えます。「NPO PRESS」2012年10月22日(月曜日)No.85、くびき野NPOサポートセンター(「上越タイムス」2012年10月22日、p.4掲載)
臨時災害放送局(リンサイキョク)
Tsujinoさんが話してくれたのは、「災害を超えて日常を支える持続可能なコミュニティ放送のあり方は?」10月28日(日)の分科会についてです。「コミュニティ=放送や継続して地域に根ざしてゆこうとする臨時災害FM局、早くから救援に入った被災地外のFM局の関係者が経験を持ち寄り、災害時と日常を支えるラジオのあり方を検討します。」(分科会資料) 2012年10月9日現在までに、29のリンサイキョク(臨時災害放送局)が開設しました。その一部は、開設後、通常のコミュニティFM局として展開、あるいは廃止されました。今後、何を財政基盤として、誰がどのようなかたちの放送局を存続させていくのか、被災地内外のFM局関係者や大学関係者をまじえての議論が分科会で交わされました。
市民メディアの多様性
Tsujinoさんのレポートを聴いて、この分科会に限らず、参加者の層が広いことが印象に残りました。各臨時災害放送局の中心メンバーも学生から元ラジオ関係者まで、経験も年齢もさまざま。集会のプログラムを見てRyutaさんが関心をもったのは、「市民メディアとしてのワンセグ放送に関する実験報告」です。Ryutaさんからのコメントを聞きながら、なるほど、電波が届く範囲が特定の地域に限られるLow Power FMラジオの動画版みたいなものなのかな。
市民メディアといっても、何を発信のツールとするのか、その組み合わせ、届ける情報の「かたち」やプロセス公開、完成度へのこだわり方、視聴者とのインターラクション、総じてメディアにたいする感覚は、ずいぶん違う。その多様性が一同に会するところが市民メディア集会たるゆえん、であるような気がしました。
UCイベント情報
◎ 「Urbana's holiday market」11月10日~12月15日まで毎週土曜8AM~1PMにリンカーンスクエア
◎ Japan House Asian Cooking Workshops Nov 14, 2012 ; we will learn about Vietnamese appetizers, taught by Jimmy Luu. The workshops are $35 each or $30 if you are a Tomonokai member (Japan House supporter).
◎Tea Ceremony and Tour of Japan House; Nov 15,2012, $8 per person for tea ceremony, tour is free
イリノイ大学は、11月17日(土)から1週間、Thanks givingのお休みです(ウラヤマシイ!by Mugi)
WRFUのTower Project
11月6日(月)に100feet, 3900poundsのTowerが到着しました。ラジオの電波の送信塔です。この塔を建てるために、今週は、UC-IMCの南側の地面を掘っています。有志が機材や道具を持ち寄り、ボランティが参加しての作業です。詳しくはブログへ(「WRFUの新しい送信アンテナが到着します」「3900poundsのTower 到着(Nov.5)、作業開始(Nov.6)Dig,Dig,Dig」