No.419, March29, 2019, Special Interview with Peter Jenner(2) Hyde Park Free Concert, Music and Politics

U-Cは春の雨、日本では桜が開花

U-Cは、曇り空、数日、春の雨が降っています。Harukana Show、今週も90分拡大バージョンでお届けしました。番組中に日本のリスナーさんから桜情報が届きました。Kyotoから「2分咲きです」、Nagoyaから「4〜5分咲きで、昨日は花冷えでした」。Ryutaさんが住むShizuokaは3分咲きだそうです。

Ryutaさんから届いた桜@Shizuoka, March, 2019

春のスペシャル番組第2弾  Peter Jennerのインタビュー(後半)

Shioriさんからのお便りとUCイベント情報をお伝えしてから、ロンドン在住の音楽プロデューサー、Peter Jenner(1943年生まれ)さんへのインタビューの後半(Part4&5)をお届けしました(前半:HS Podcast No.418)。テーマは、Peter Jennerにとっての音楽と政治についてです。英語での収録音源の前後に、MugikoとRyutaが日本語で内容にふれ感想を述べています。

HS Podcast No.419-1, March29, 2019:Film Expo便りby Shiori、UCイベント情報

HS Podcast No.419-2, March29, 2019 Part4, 社会と音楽と60年代、Hyde Park Free Concert

HS Podcast No.419-3, March29, 2019:Part5, 音楽と政治、70年代以降、Brexit

HS Podcast No.419-4, March29, 2019:コメント

映画『タリナイ』上映、監督のShioriさん、EAMSのJasonさん@AAS Film Expo@Denver, March23, 2019(Shioriさんより)

DenverのAAS Film Expoでマーシャル人とのご縁 by Shiori

映画『タリナイ』監督の大川史織さん(HS Podcast No.393, No.407, No.411)から、嬉しいお便りをいただきました。先週Denverで開催されたAASのFilm Expoについてです。

初の海外上映の場がAASのFilm Expoで、今年の開催地がデンバーであったことの縁に心から感謝する4泊5日の旅でした。デンバーには、なんと200人を超えるマーシャル人が住んでいるそうです。映画にも登場する日系マーシャル人の方がタリナイのfacebookをフォローしてくれていて、デンバーで上映があるなら家族がいるから知らせたいと連絡をくれました。そして、ウォッチェ出身の2家族が子連れで観に来てくれて、上映後のQ&Aでご紹介と質疑応答も一緒にするという意義深い上映会となりました。by Shiori

UC Books to Prisoners semi-annual Book Sale前日 @UCIMC, March29, 2019

U-Cイベント情報

UC Books to Prisoners semi-annual Book Sale @UCIMC :3/30(土)10am-5pm,

◎The Champaign County Election:4/2, The News-Gazette(March, 2019)  Election Coverage

Special Interview with Peter Jenner

Part4(11:47)&Part5(8:00)

トークの内容の一部を日本語に要約します(Mugi)

第2次世界大戦からの復興、豊かな世代と社会の現実、「ホワイトギルト」

イギリスの1960年代は、第2次世界大戦から復興し、Peter Jennerの世代は、無料で教育を受けることができ、社会保障や雇用機会もあり、文化活動や政治へも関わりやすくなりました。しかし、たとえばLondon Free Schoolが活動したNotting Hillのような場所では、Peterたちが受けている時代の恩恵とはかけ離れた劣悪な環境にありました。その状況を少しでも変えてゆきたいというPeterの思いには、白人であり、ケンブリッジ大学出身者という立場に対する、「白人としての罪悪感(white guilt)」もありました。

LFSのPeter JennerからBorough of Kensington Chelseaへの子どもの遊び場と事故についての質問状(1966年6月17日付)と返信(1966年7月8日)

60年代後半の英国の音楽の世界進出の機運

レゲェがWest Indiansのコミュニティや黒人文化と深く結びついているように、音楽はいつも社会と関係しています。音楽は人々をつなぐ接着剤のようなものだとPeterは言います。イギリスの音楽状況は、1960年代後半に大きく変わりました。それまで、イギリスの音楽の流通は、国内と旧植民地が主でした。ところが、ビートルズの活躍によって、アメリカのミュージック産業がイギリスにも注目し、米国とのつながりの中で、英国の音楽市場が世界へ進出するチャンスが広がってきました。Peterは、大学教員の職を辞し、音楽業界の仕事に専念していきます。

Hyde Park Free Concertに関する、Peter Jenner(Blackhill Enterprises)to
Ministry of Public Building and Works との往復書簡

アメリカ西海岸の1967年のフリーライブとHyde Park Free Concert 

Peter JennerとAndrew Kingが設立したBlackhill Enterprisesが中心となって、1968年にロンドンのHyde Parkでのフリーコンサートが行われました。Peterが妻のSumi と乳母車に乗せた赤ん坊と3人でHyde Parkを散策している時に、軍隊か警察の小さな楽団が演奏しているのを見て、この公園を使って大規模なフリーコンサートができないか、と思いついたのです。Melody Makerに掲載されていた、サンフランシスコの Golden Gate Parkでのフリーコンサートの記事なども読んでいました。

@Sincere Management, January30, 2019

文化芸術省の大臣への手紙、政治的家系のコネクション

Hyde Park でのフリーコンサートが実現するには、Peter Jennerの政治的な家系に関わる意外なエピソードがありました。当時、Harold Wilson首相(1964-1970)の労働党政府のもとで、Ministry of State for the Artsが設置され、Jennie Leeが大臣に着任しました(1967-1970) 。Peter は、彼女に手紙を書き、Hyde Parkでの若者たちのための無料コンサートの開催を直接に提案しました。Peterの祖父は、労働党の政治家であり、亡くなる前にLeeと深い仲にありました。数日後には、政府の関係部署から、Blackhillからの提案を前向きに検討する旨の電話を受けました。それから交渉を繰り返し、1968年6 月についにHyde ParkでのフリーコンサートがBlakihill Enterprisesのマネージメントのもとで実現し、1969年以降も、開催が続きました。

*Rolling Stonesも出演した1969年のHyde Park Free Concertについては、Joe Boydのトークでもふれています(HS Podcast No.417)。

@Sincere Management, January30, 2019

音楽を通して政治と関わり続ける

1970 年代以降も、Peterは、音楽のマネージメントの仕事を通して政治と関わってきました。Peterは、Billy Braggと長年仕事をしてきました。彼は、サッチャー政権を批判するミュージシャンによる政治団体「Read Wedge」を立ち上げるなどの政治活動に積極的に関わってきたアーティストです。MugioがPeterに、現代社会においては若者たちが希望を持って政治に参加するのは難しいのではないか言うと、Peterは、どのような状況であっても、よりよい社会について考え続けることはできる、現代という時代が、経済的価値が社会的価値よりも重視される傾向にあっても、Brexit(ブレグジット)の混迷した事態においても、と強調していました。(まとめMugi)

Mushiさんによる選曲、本日の6曲

Tyrannosaurus Rex“DeborahPeter managed Tyrannosaurus Rex when Marc Bolan was an acoustic artist before he went electric and exploded into the charts.

Blind Faith “In The Presence Of The Lord ”Blind Faith (featuring Eric Clapton) headline the 2nd Hyde Park gig

Roy Harper “Another Day”  from Flashes From the Archives of Oblivion, Another artist that Peter managed for a long period of time and appeared at a lot of the Hyde Park shows

Edgar Broughton band “Apache Dropout”.  Peter managed The Edgar Broughton Band and they played all the Hyde Park Concerts.  Peter especially feels that this band were “Punk” before “Punk” exploded on the scene

Ian Dury And The Blockheads “Hit Me Rhythm StickPeter managed Ian Dury during their massive success and number one singles and albums.  Peter also Produced the album and single, but did not get a credit not he album artwork.

Billy Bragg “Between The WarsPeter worked with Billy from the mid 1980’s until very recently.  You can choose any early Billy Bragg track, but this one is very political and was very connected to the Red Wedge tours and the miners strike.

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