No.361, Feb.16,2018,「わすれん!」とremoとIMCと、ゆるやかなつながり

もうすぐ春かなあ?

本日もUrbanaのWRFUのスタジオからTomさん、KyotoからMugikoの出演です。平昌オリンピックに夢中の韓国のAlexさんからは曲紹介、UrbanaのTamakiさんからはJapan HouseのGirls’ Dayのイベントのお知らせが届きました。暦のうえでは、もう春ですが、日本では、日ざしは強くなりましたが、まだまだ寒い日が続いています。U-Cは来週の月曜日は、気温が15℃をこえる予測がでています。

梅の花、甘い香り@Kyoto, Feb.16, 2018

Part1,Alexさんのオススメの曲、日本語のボカロ曲の韓国語バージョン

冬季オリンピックに夢中なAlexです。韓国代表選手が参加する競技は必ず観ています。代表選手たちを応援して緊張しながらいろんな競技を観ます。やっぱりオリンピックはいつ観ても緊張するし感動します。特に女子アイスホッケーチームは初めて結成した南北合同チームで数日前あった日本との試合でオリンピックで初ゴールをして感動しました。まだオリンピックは続きますので僕の応援も続きます。

さて、今週の曲は最近、Youtubeで見つけたカバー曲で、特別な曲です。歌う人の名前は「RAON」で曲名は「ロストワンの号哭」です。この曲は元々VOCALOIDの日本語の曲ですが、このRAONさんが韓国語ヴァージョンで歌いました。RAONさんは有名なYoutuberでいろんな曲をカバーしています。この曲の大きな特徴は音がものすごく高いのです。RAONさんが途中で悲鳴ぐらいの高さで歌います。by Alex

■Neru feat.鏡音リン「ロストワンの号哭」■Raon Lee「Lost One’s Weeping (ロストワンの号哭)(Korean Ver.)

HINAMATSURI Events by Japana House@Urbana, March2, 3, 2018

Part2, U-Cイベント情報, Girls’ Day by Japan House

TamakiさんからJapan HouseのHinamatsuriに関連するイベント情報が届いています。詳細はこちら

◎Girl’s Day @ Broadway Food Hall :2018年3月2日(金)5-9pm, 401 N. Broadway Ave. Urbana:Broadway Food Hall will be THE place to be during Urbana’s First Fridays in March! Japan House staff and Interns will be dressed in beautiful yukata or kimono to bring color and excitement to this community event.

◎Girl’s Day HINAMATSURI@Japana House:3月3日(金) 1pm-12歳以下の女子と大人1人、3pm-13才以上の女子:Two tea times are available. The first at 1:00 pm is for girls 12 and under, accompanied by an adult. The second is at 3:00 pm for girls and women 13 and older. Make your reservations now.

Part3,『コミュニティ・アーカイブをつくろう!』から、remoとIndymedia

2018年「星空と路—上映室—」暮らしの行き先

今年もせんだいメディアテーク(smt)では「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(わすれん!)主催の「星空と路—上映室—」が開催されます。2011年3月11日の東日本大震災と復興に関するさまざまな記録と記憶の映像の上映会で、2012年から毎年行われています。今年のテーマは、「暮らしの行き先」と題し、地域の復旧・復興が進む一方で、そこにあった暮らしの不安が見えにくくなる今、私たちがこれから歩んでいく道のりについて、ご来場いただいたみなさまと共に考えるきっかけとなればと思います。(わすれん!HPより

2018年2月24日(土)10:00-19:00、2月25日(日)10:00-19:10@せんだいメディアテーク7F スタジオシアター入場無料・申込不要・出入自由

「わすれん!」「星空と路」上映室のフライヤーなど@Kyoto, Feb.15, 2018

コミュニティ・アーカイブをつくろう!

来週末、Mugikoも仙台へゆく予定です。その前にこの本を紹介しました。

佐藤知久/甲斐賢治/北野央『コミュニティ・アーカイブをつくろう!:せんだいメディアテーク「3がつ11にちをわすれないためにセンター」奮闘記』晶文社、2018

佐藤知久/甲斐賢治/北野央『コミュニティ・アーカイブをつくろう!』晶文社、2018

せんだいメディアテーク(smt)とHarukana Show

smtや「わすれん!」については、館長の鷲田清一さんに、2013年6月にHarukana Show(HS)に出演していただき、お話をしていただいたことがあります(HS Podcast No.116&117)。翌2014年には、TateishiさんとTsujino辻野さんとともに「せんだいメディアテーク」へ見学へ(HS PodcastNo.171)(blog July12,2014)。「星空と路」上映室には、Mugikoが2016年と2017年に観にゆきました(blogFeb.27-28, 2016, Feb.25-26, 2017)

「わすれん!」を知ったきっかけ

「わすれん!」の活動については、2011年5月3日に開設されHPが作られた直後に知りました。その時は、Mugikoはイリノイにいて、4月1日にHSを開始したばかりでした。3月にWRFUにHSの趣旨を説明し番組開始の承諾を得たその直後に、東日本大震災が発生しました。こんなときに気楽な日本語番組を行うことはできないと悩んでいた時に、1995年の阪神淡路大震災を経験しているTsujinoさんに、「こんな時だからこそ、コミュニティラジオでマイノリティの言語のラジオ番組があることの意味を考えることができるのではないか」と励まされ、HSを開始しました。その辻野さんが、「わすれん!」のHPが開設された時に、すぐに知らせてくれました。

「わすれん!」とHSの小さな接点

日本の仙台市が運営する「せんだいメディアテーク」という公共の複合施設・組織の中での「わすれん!」というプロジェクトと、アメリカのUCIMCというNPOの中のコミュニティラジオラジオ局WRFUのHSという番組の営みとは、遠く離れたものだと思っていました。でも、この本の「 remo[記録と表現とメディアのための組織] 」pp.52-65を読んで「わすれん!」とHSとの小さな接点を見つけました。

remo[記録と表現とメディアのための組織]とAHA![人類の営みのためのアーカイブ]

甲斐賢治さん(2010年よりsmtのアーティスティック・ダイレクター)が、Osakaで仲間とともに2002年に設立したremo(record, expression and medium-organization, remoの趣意参照)というNPOがあります。そのプロジェクトの一つのAHA!(アハ!とは[Archive for Human Activities)によるイベントに、Mugikoは2度参加したことがあります。

AHA!Projectのイベントfrom [remo]websiteから作成

8mmフィルムを見ながら地域の人々が語らう

1つは、2008年7月29日に行われた「なにわの日/8mmフィルム鑑賞会『昭和のなにわ わたしのくらし〜古くて新しい出会いの場』」、大阪市立日本橋小学校で行われました。地域の人々の昔の8mmフィルムを集まった人々が鑑賞してワイワイと語り合うという催しです。私は、大阪市内に住んでいて、ママチャリに乗って日本橋小学校までゆきました。近所の人たちが、映像を見ながら自然に話し出し、またその地域と関係ない人間がいても大丈夫な気遣い、というか、映像を通して人とのつながりを作っていこうという雰囲気が印象的でした。

「話をきく場」のつくりかた

もう1つは、同じ2008年の暮れからremoで行われたAHA!主催の連続講座です。「みんなでつくろう!DIY式・映像の新しい取扱説明書 ホームムービーを囲む場の実践<入門編>」4回連続講座の第1回「 映像・モノを囲んで「きく」、語りをつくる 「榮屋海苔店」による8ミリフィルム上映会&海苔の試食会」という面白いイベントに、ゲストとして参加しました。remoのサイトを辿っていくと、その日の記録があり、「西川さん*はインタビューに技法があるとすれば、それは話をきくことの技術やテクニックよりも、『話をきく場』のつくりかたにあるとおっしゃいます」と記されていました。あの頃(そして今も)、そんなことを考え続けてきたなあ、と思い出しました。(*Mugikoのことです。)

IMCとIndymedia

甲斐さんはまた、2008年のG8北海道洞爺湖サミットにおけるAlternative Media Gathering(もうひとつのメディアの集い)という世界から集まった市民としてのメディアアクティビストによる情報発信と交換の活動に参加され影響を受けたそうです(pp.62-64)。これは、1999年のシアトルでの世界貿易機関(WTO)閣僚会議開催中に、アクティビストたちが自分たちのメディアセンターを作り独自の情報を発信したことからはじまり、アメリカから世界に広まったIndependent media center(MC)つくりの動きやindymediaと呼ばれるネットワークの活動の一つです。このWRFUがあるUCIMCも、1999年にシアトルにゆき直接にIMCの活動に関わり影響を受けたアクティビストたちが2000年にUrbana-Champaignに設立したIMCの活動です。

ゆるやかなつながりの学び合い

『コミュニティ・アーカイブをつくろう!』を読んでremoのサイトを見ながら自分の記憶を辿り、改めてarchiveの意味を考えさせられました。また、smtという場所が、人が表現したり情報を発信したり記録を残すプロセスをいろいろな人と共有する生の場を作り出すことを大事にしていて、だからsmtを訪問すると、その時々のエネルギーに触発されるのだと思います。そして、いろいろな人がコラボしながら、メディアを人と人をつなぐツールとして使っていこう、そこから社会と関わっていこうとする動きや場作りが、世界の各地で展開していて、それが私がOskaやLondonやU-Cで、見てきた体験した動きと重なるものだなあと気づきました。この本の最後に引用されていた「分散したまま連帯しあう」(p.264)という津野海太郎さんの言葉が印象的でした。メディアをつかったゆるやかなつながり方を実践をとおして学び合うことができればいいなあと、今日もHSをしながら想ったしだいです。

南天の実をついばむヒヨ@Kyoto, Feb.17,2018

■花澤香菜「パン屋と本屋」■The Cranberries「Dreams

 

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