No.654, Oct. 6, 2023, 実りの秋のメッセージwith Satomi, Yoshi, Wataru, Tamaki from the US

USから実りの秋のお便り

U-Cでは秋が急に深まってきました。「つい先日まで半袖だったのにもう上着が必要」、とChampaign在住のTomさんが話していました。それぞれの場所でいかがお過ごしですか。今週は、アメリカからたくさんのメッセージと写真をいただきました。アートも研究も食も、実りの秋です。

番組収録は、日本時間の10月5日(木)午前、RyutaさんはTokyoから、MugikoはKyotoからの出演です。Satomiさんからの季節とアートなお便り(Part1)、Yoshiさんからは、先週UIUCで開催されたMCAAレポート(Part2)、そしてTamakiさんから南瓜(カボチャ)料理について(Part3)。Podcastには、地域のイベント情報も加えておきます。

読書の秋、Book Sale @UCIMC

10月7日(土)9am-5pm, BOOK SALE @ UCIMC, by UC BOOKS TO PRISONERS

The Studio at the Library

Champaign Public Libraryの地下スタジオがいよいよオープン!Weekend Open House: Tours & Demonstration: Oct 7 and 8, Weekend Open House! Saturday (9–6) and Sunday (12–6), Oct 9–13, Daily Tours at 10 am 訪問された方、ぜひレポートしてください。スタジオのミシンで、ハロウィンの衣装を縫ったりできるのかな。-Mugi

Part1, UIUCでFlu予防接種、体験型アート!秋のガーデン with Satomi

キャンパス各地、図書館でもインフルエンザ予防接種@UIUC

イリノイ大学では学生と職員はキャンパス内でインフルエンザ予防接種が受けられるのですよ。10月と11月は、マッキンリーの看護師さんたちがキャンパス内のいろんな場所で予防接種ができるように出張サービスをしてくださいます。大学図書館でも実施されていました。詳細は、こちらのカレンダーをご覧ください。このサービス、勤務中の空いた時間にぶらっと出かけて注射を受けられるので、大変ありがたいです。コロナのワクチン接種も同じように受けられるといいのですが、それはできないようです。-Satomi

Immersive digital exhibition @ Indianapolis Art Museum

Indianapolis Art Museumをご存知ですか?先々週の金曜日は、久しぶりにインディアナポリスに、ゴッホの作品を使ったイベントを観に行ったのですが、そのイベント名は英語ではImmersive digital exhibitionとなっています。広い空間にデジタル化されたゴッホのいろんな作品が登場するのですが、それに合わせて音楽も流れています。そして、床から壁まで全て、ゴッホの絵画に囲まれるのです。言葉ではなかなか言い尽くしがたいです。この最新の体験型アート、一度は体験してみる価値はあると思います。でも、これって好き嫌いがけっこう分かれるような気がします。日本でもimmersive digital exhibitionってあるのでしょうか?Satomi

▶︎ただいま東京で、こんな展示会をしているようです(Mugi)。Immersive Museum TOKYO 2023@ 日本橋三井ホール, July 7-Oct.29, 2023

霜が降る前に土と戯れる、セイタカアワダチソウ@U-C ハーブガーデン

私は今年も週末ごとにハーブガーデンに行って、土と戯れています。霜が降りるまで、あと1カ月足らずかな?最近のガーデンの写真を添付します。中心に映っている黄色の植物は、セイタカアワダチソウです。ただ今、ネット検索したところ「ソリダコ・ファイヤーワークス」と出てきました。Satomi

9月の終わりにまだトウモロコシ!

昨日ファーマーズマーケットに行った時に撮ったトウモロコシの写真です。9月の終わりまで市場で売られているのは、珍しいかも。トウモロコシは、こちらではトラックで山積みに運ばれて、そのまま売られるのです。7本買って$4、14本では$8でした。もぎたてのは、ジューシーで美味しいです。今年はこれが見納めでしょうか。来週もトラックで運ばれてくるでしょうか⁇ファーマーズマーケットは10月まで屋外で行われますが、それ以降はリンカーンスクウェア内で行われることになると思います。Satomi

10月は学会の季節、対面とオンラインのハイブリッドも

10月はいろんな行事が目白押しで、けっこう忙しいです。来週の月曜からは、学会にオンラインで参加する予定です。こちらは自分のオフィスから興味のあるセッションにZoomで参加出来るので、とても便利です。コロナ禍以降は、対面の行事やオンライン行事、と開催手段が増えた分、イベントの数も増えたような気がします。選択の幅が増えるのはありがたいことだけど、時期が集中していると参加するのも大変です。Satomi

Part2, YoshiさんのMCAAレポート、7年ぶりにU-C訪問

YoshiさんからはMCAA(Midwest Conference on Asia Affairs)レポート、Wataruさんからは、同じ週のU-Cからの写真が届きました。

9月29日、乗り継ぎ便のトラブル、懐かしのGreen St.

7年ぶりに訪れたシャンペーンは、ずっと天気が良く、外にいると半袖がちょうど良いくらいでした。新しい建物もできているようですが、私が過ごしたGreen St.のレストランやスーパーはまだ残っていて、懐かしかったです。乗り継ぎ便のトラブルで、私がシャンペーンに着いたのはMCAA初日の29日(金)午後2時でした。私の発表は、東イリノイ大学教授のJinhee, Lee先生が私のペーパーを代読してくださいました。自分で発表できなかったのはとても残念です。-Yoshi

VRを使った語学の授業!

9月29日のSessio3(3:330-5:00)で、Misumi Sadler先生やChieさんが発表するパネルに「P16. Japanese Language Learning Beyond the Classroom: Three Types of Out-of-Class Learning」に参加したところ、そこでWataruさんに出会いました。VRを使った授業、教科書などの読書教材を使った実践などが発表され、語学を教えている私としても勉強になりました。-Yoshi

故プラース先生について語る時間

9月29日6:30からは、プラース先生が監督したドキュメンタリー映画「Can’t Go Native」を視聴してから、プラース先生について語る時間がありました(The Life and Career of David W.Plath 1930-2022)。私は「So Long Asleep」に出演された鄭炳浩(チョン・ビョンホ)先生を紹介しました。鄭先生はUIUCでプラース先生から人類学を学んだ韓国の漢陽(ハニャン)大学名誉教授です。会場にはプラース先生の孫で「So Long Asleep」のディレクターを務めたIssac Napellさんや、プラース先生の妻で人類学者のJaquetta Hill先生もいらしていました。私はHill先生に会って、鄭先生の安否を伝えると、とても喜んでくださいました。-Yoshi

*チョン・ビョンホ(漢陽大学文化人類学科名誉教授)「強制動員ドキュメンタリーと『クールな』わが師」HANKYOREH, 2021-12-09

中秋の名月は、中国人の友達に手作り月餅を頂き、美味しく楽しみました。@ U-C, Sept. 29, 2023, photo by Wataru

9月30日(土)日本のポピュラー・カルチャーなど

MCAA2日めの30日(土)に、私は「P26. Hierarchy and Subversion in Premodern Japan」、「P38. Japanese Popular Culture and Society 」、「P50. Asian American History」に参加しました。P38に「男はつらいよ」について発表した人がいました。記憶とノスタルジアとの関係というテーマで、2019年に作られたこのシリーズの映画について論評していました。別の人の発表では「火垂るの墓」のリメイク版の話をした人もいました。それらの作品自体、私は知らなかったので、観てみたいと思いました。Yoshi

Nikkeijin Illinois-多様性を尊重するUIUCならではの展示

時間の合間を見て、Spurlock Museumの特別展「Nikkeijin Illinois」も観てきました。Harukana Showでも詳しく紹介されていましたね(HS No. 631, No.632)。展示はアジア・太平洋戦争当時の反日プロパガンダを表彰したデザインの絵葉書、それらの作品を手に取った日系人らの肖像、書籍などで日系人について書かれたところを紹介するコーナーもありました。とても力が入った展示で、Jason Finkelmanさんらの努力はもちろん、多様性を尊重するイリノイ大学ならではと思います。Yoshi

10月1日、WataruさんとKeiさんと。短すぎる2泊3日の滞在

3日目の10月1日(日)は会場には行かず、Wataruさんと、博士課程で地理学を学ぶKeiさんとともにレストランで食事をしたり、地理学科がある建物を見せてもらったりして過ごしました。UIUC関係者の皆さんには、ほんとうに気持ちよく再開できたので、とにかくきてよかったと思います。今回は2泊3日の滞在になってしまいましたが、次にシャンペーンに来るときは一週間くらいは時間が取れるようなチャンスがあればと思います。-Yoshi

Part3, Tamaki風南瓜料理, 

カボチャサラダに粒マスタード、クルミやレーズン、おしゃれ!

先週のHS No.653でTamakiさんからメッセージを紹介し、RyutaさんとMugikoが南瓜料理についてもう少し詳しく知りたい、とリクエスト。早速、Tamakiさんから返信が届きました。

南瓜の味噌汁、九州は米麦の合わせ味噌で韮(ニラ)の風味がよく合うと思います、玉葱で甘さを増してもいいですね。南瓜の天ぷらを多めに作って味噌汁に入れると油揚げを入れたようなコクが出てそれも好みです。サラダは粒マスタードマヨネーズとさらし玉葱にクルミやレーズンをトッピングがお惣菜売り場風だなーと思いながら作ります。揚げ浸しも少し酸味を加えれば和風サラダっぽい味でいいですよね。その昔日本の食品会社で商品開発に十数年携わっていた当時のレシピやアイデアなどが今でも記憶として役立っている気がします。ではまたお邪魔しますね。-Tamaki

Saomiさんから届いだIndianapolice Art Museumのパンプキンの写真です。

■八神純子「せいたかあわだち草」■DURDN「 何年後も」■佐々木恵梨「ミモザ

Satomiさん、Yoshiさん、Wataruさん、Tamakiさんからのメッセージをいただいて、そこへなかなか行けないけれど、でも、久しぶりに見た景色が広がっていく感じで、いろいろな人の表情が見えてきて、うれしかったです。やわらかく長くつないでくださって、ありがとうございます。-Mugi

Champaign County Covid-19 Cases, updated Oct.2, 2023,  CUPHD

秋学期の始まりに増えたCOVID-19陽性者確認数は、その後、減少しているようです。一方で、インフルエンザもすでに流行。それぞれの場所で、それぞれに気をつけてお過ごしください。ーMugi

カテゴリー: Harukana Show-Podcast パーマリンク

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