Blog.イリノイからZineレポート(4)UCIMCのZine Libraryが身近に, August 2017

 Zine Workshop at Urbana First Friday Event!

2017年10月6日(金)16:30pm-19:30pmに UCIMC Zine LibraryでZine Workshopが開催されます。詳細はこちら

Urbana First Friday, Zine Workshop@ UCIMC

2017年夏のZineをめぐる旅

8月のイリノイ滞在、9月のロンドン滞在では、ジ〜ン(Zine)と心に響く出来事がいくつもありました。Urbana-Champaignでは、Zine関連の活動が、大学やUCIMCや地域の図書館、刑務所といった地域のいくつかの場所と住民をゆるやかにつなぎながら、少しずつ根づいていることを、UCIMCのZine LibraryプロジェクトのKathrynやEmの言葉から感じることができました(☞Podcast No.337)。このBlogに、何回かにわけて、2017年夏のフィールドワークでの、Zineをめぐる英米でのエピソードを記しておきます。

Zine Libraryの引っ越し、誰でも気楽に手にとってほしい

Zine LibraryプロジェクトのEmさんとのトーク(HS Podcast No.337)でもお伝えしたように、今年は、UCIMCのZine Libraryが地下一階会議室から一階ホール近くの本棚に引っ越しました。「誰でもZineを気楽に手にとって楽しんでほしい」、そんな想いからです。

Zine Libraryが広間に戻ってきました@UCIMC1階、Aug.2017

さりげなく、そこにZine Library

UCIMCのホールは、けっこう広く、音楽ライブやダンスパフォーマンス、アートの展示、会議などに使われています。その片隅にさりげなく、Zine Library。色とりどりの箱にユニークなZineが入っていると、触ってみたくなります。

ソファでゆったりZineする@ UCIMC,April 2011

日だまりのソファでZine

UCIMCのZine Libraryは、この6年ほどのあいだに、何度か場所を移動しています。私が初めて見たときには、同じホールの片隅にありました。日だまりのソファに座ってZineをさわれる雰囲気が好きでした。

いろいろなZineを紹介@Zine Library, UCIMC, April2011

テーマも表現もさまざま

Zineとは、その人が好きなテーマやかたちで表現することができる、手作りの冊子です。マンガで綴るコミック系、すみずみまでアートなもの、タイプライターの文字を貼付けたもの、ひたすら手描きの文字、Kawaii色使い、シールを貼付けたもの、他の広告や印刷物を張り合せたもの、旅もの、パーソナルな物語、お料理や、自転車の組み立てやDIYのハウツーもの、セクシュアリティについて考える、トランプに異議ありと訴えるもの、政治系、仲間とつづるファンジン、などなど。

手にとりやすくなりました@Zine Library,UCIMC, Aug.2017

整理されることを前提としてない

個性豊かなZineたちを分類するのは至難の業です。著者も、制作・発行年もわからない場合もあります。引用や出典が明記されているわけではなく、コピーライトについての考え方も作者によって違います。サイズもまちまちです。そもそも整理されることを前提としていない。背表紙もなく、薄いので本棚に立てかけられない。そんなワガママなZineの情報をデジタル化し、検索できるようにしようと、Zine Libraryのスタッフは、地道に作業をすすめています。

小さなZineたち@Zine Library, UCIMC, Aug.2017

友人の誕生日に世界にひとつしかないZineを贈る

Zineが好きな人は、自分でもZineを作ってみたくなります。Kathrynは、今年は、友人の誕生日にZineを作ってプレゼントしたそうです。世界にひとつしかないので、残念ながらこのLibraryには入っていません。一時間ほど、楽しくZineについておしゃべりしたあと、2人に写真を撮らせてくださいとお願いすると、わざわざGrassroots Media Zine(GMZ)を手にとってくれました。

Zineをとおした地域連携

Kathrynさんとの出会いもZineでした。2016年に、このLibraryに設置されているPostにGMZを投函したら、Karhrynさんから受け取りのメールがMugikoに届きました(Blog, Aug.21&23, 2016)。何度かメールでやりとりをして、Kathrynさんには、Harukana ShowでもUCIMCのZine Libraryについて話をしていただきました(HS Podcast No.287)。

Kathrynさんは、イリノイ大学のSchool of Information Scienceで、「図書館学」などの科目にZineを取り入れ、UCIMCや地域と連携した活動を展開しています。そもそもKathrynがZine Libraryの活動に関わったのは、自分の授業を受けていたChrisがUCIMCのZine Libraryのメンバーで、彼の話に関心を持ったからです。Chrisさんは、2011年4月に始まったばかりのHarukana Showに出演しています(Blog.Nov.11, 2016)。

そして今年の夏は、引っ越したLibraryでKathrynさんがEmさんを紹介してくれました。Emさんは、Kathrynの授業を受けた学生の一人で、大学を卒業して就職してからも、Zine Libraryの活動に携わっています(HS Podcast No.337)。そんなふうゆっくりと時間をかけて地域に広がるZine活動に、ラジオ番組とGMZをとおしてつながっていることを実感して、この写真を撮影しながらジン(Zine)ときました。

Em(左)とKathryn (右)@Zine Library, UCIMC, Aug.2017

カテゴリー: Mugi-chan blog パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です